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動脈硬化の進行メカニズム:第1段階

高脂血症などにより、血液中にLDL(悪玉コレステロール)や中性脂肪などの脂質が多くなると、血液はドロドロに変化し粘り気が強くなった血液は動脈の内壁に付着しやすい状態になります。

そして高血圧や糖尿病、喫煙、ストレスなどによって刺激を受けた血管は、LDLや単球と呼ばれる白血球を内皮細胞の内膜に侵入しやすくさせます。

内膜に侵入したコレステロールは酸化・変質し、より動脈硬化を起こしやすい酸化LDLとなり、単球も内膜に侵入するとマクロファージという細胞に形質転換されます。


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