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動脈硬化と病気:脂質異常症

動脈硬化の血管疾患の中でも忘れられがちなのが脂質異常症です。

脂質異常症は自覚症状が出たときには遅い事が多く、すでに動脈硬化が心臓や脳にも進行し、最終的に脳梗塞や狭心症、心筋梗塞を発症させる原因となります。

高脂血症とは、血液中に中性脂肪やコレステロールが増える事により、血液がドロドロになった状態を指します。そして血管の壁に脂質が付着する事により、動脈硬化となるのです。


脂質異常症の2つのタイプ
脂質異常症は主に2つのタイプに分けることが出来、遺伝により発症する原発性高脂血症と、食事や薬物、病気などにより発症する続発性高脂血症があります。

高血圧を予防する為には、バランスの良い食生活と食べすぎや間食のしすぎを避け、睡眠も充分に取る等の普段の生活習慣を正常に保つ事が重要です。

また、糖質を過剰摂取を避け、アルコールも適度に、コレステロールの多い食品の摂取を控え、逆に食物繊維や野菜を充分に摂取する事が重要です。

運動を日々続ける事も血流の改善や肥満を防ぐ上で有効で、動脈硬化により他の病気になる合併症を防ぐ事にもなります。

動脈硬化はサイレントキラーと呼ばれ少しずつ進行する為、日々の予防と定期的な健康診断による早期発見が一番の対策になります。




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